新築内祝いは、一般的に新築披露の祝宴に招待することで、お返しに代えます。 お返しをする場合は、「入れる物」を贈る習わしがあります。シュガーポット・コーヒーカップ・茶器揃えなどを「新築内祝」と表書きしたのし紙をつけて贈りましょう。地方によっては、「家喜物(やきもの)」と表書きするところもあります。
新築内祝いの予算は、お祝いでいただいた半額が一般的です。入居または披露当日後、できるだけ早く手配しましょう。のしの表書きは「内祝い」とします。「あいさつ状」の文面は、まず「新築内祝」と書き、「このたびは過分なお祝いをいただき、誠にありがとうございました。ささやかではございますがお礼のしるしに心ばかりの品をお贈りさせていただきます。お品はあなた様のお好きなものをお選びいただきたく、御目録でお贈りさせていただきました。ご笑納いただければ、幸いです。なお、お近くにお越しの際には、ぜひ、お立ちよりください。心からお待ち申し上げておます。簡単ではございますが、まずはお礼かたがたごあいさつ申し上げます。」などがよいでしょう。
新築祝いをいただいたら、やはりお返しは必要なのでしょうか。お披露目会の際の食事などによるおもてなしが新築祝いのお返しになるため、あらたまって内祝を贈る必要はありません。しかし、お披露目会をしない場合や、高額なお祝いを頂いた場合などは、お返しをすると良いですね。